2011年6月19日日曜日

6月18日の定例観望会

今年最初の定例観望会と言っても良いかもしれません。(4月5月は、中止でしたので)やっと晴れました。日中は曇りでしたが、夜には晴れて上々の出だしです。星の会員も若干欠席者がおりましたが、主力メンバーが揃い、機材の設置です。
ずらりと並んだ機材に期待が高鳴ります。w 一番星はやっぱり土星でして、各自自分の機材でまずは一眺め。
徐々にメシエ天体へと望遠鏡を向けて行くのですが、いまいち、ヘルクレス座やへびつかい座の星座を確認するのに時間がかかってしまいました。なかなかメシエ天体を入れるにも時間がかかりますが、iguさんが抜きん出てメシエマラソンを楽しんでおられました。それもそのはず、ビクセン HF2 経緯台 に 笠井の双眼鏡 HD-BINO を搭載し、楽々操作。目もいいですね。菅原さん(秋田星っこの会会長)も国際光器 WHITY DOB 300 でメシエ天体を観望中。M13の球状星団を見事に写し出していました。細かく分解された星の一つ一つに会員一同、歓声が上がります。菅原さんは球状星団の表現に「黒い紙の上に盛り塩」を引用されておりましたが、「意味合い的にロマンスさに欠ける」とキリエシさんから注意を促されていました。笑)もやっとした感じのM13しか見ていない私には、驚きの姿でした。
走行している間に、お客様が入場されてきました。 昨年の10月に無料観望会に参加されたご家族。親子4人です。有り難うございます。小さな男の子が、これまた驚きの星マニア!メシエ天体や二重星、土星を堪能し、満足なご様子だったのですが「石炭袋が見たい」とおっしゃられ、そばにいた私を含め、会員数名はフリーズ。街灯の明かりやらある場所なので、ちょっとそれは・・・(^_^;A
本日は、国際中ステーションの飛来が見れるので、時間を合わせて、北西の低空に目を凝らしました。「おっ!きた、きた!」ミルキーウェイブさんが最初に見つけたようです。確認すると同時に各自望遠鏡へ追います。結構速いスピード、しかも、オレンジ色に見えます。低空なので、大気のプリズム効果でしょうか?ここで、tetti会長もタカハシのミューロンでISSの導入に試みます。あまりにも無謀・・・「あっ、入った」会長のその言葉に、会員一同驚きと笑いです。軌道をファインダーで確認、予測して、待ち構えたところにISSが流れてくる。頭で判っていても、実際見れるとは!すごい腕前です。
夜も遅くなり、いよいよ月の出の時間を迎え、観望会もお開きになる時間です。徐々に月明かりが奥羽山脈の稜線を照らし出します。月のでの瞬間は見逃しましたが、一同で合掌。は、しませんでしたが、無言のひとときです。結構、ロマンチックな時間です。ちょっと、電線が気になりましたけど・・・
昇りきる頃、「メロンパン」に見えるとキリエシさんが言いました。すると、菅原さんが「色的には夕張メロンだがぁ?」だそうです。突っ込みの激しい二人です。名コンビ誕生の予感です。

ココで終わりと思いきや!tetti会長が土星のCCD撮影を行いました。ピント合わせなどちょっと難しそうでしたが、流石タカハシの赤道儀ですね。極軸合わせもざっとでしたが、しっかりと追尾していました。出来上がりの映像が楽しみですね。

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