2016年8月26日金曜日

☆ 「天文教育普及研究会」全国大会

 8月21日(日)から23日(火)に仙台市で「天文教育普及研究会」全国大会が開催されました。
 近くでの全国大会・・・というので、刺激を受けるべく参加してきました。

 東北大学青葉山キャンパスにある理学部の青葉サイエンスホールが会場でした。
 地下鉄東西線に乗るのは初めてでしたが、地下鉄が山を登って橋を渡って八木山動物園まで行っていることに驚きました。
 天文教育普及研究会は600人ほどの団体ですが、そのうち約100人の皆さんが集まりました。 肩書きを見ると、
 国立天文台、ニコン、○○科学館、○○天文台、○○大学、特定非営利活動法人、宙詠みサークル、すばるの会、五藤光学、○○高等学校、星空工房、コニカミノルタプラネタリウム、代々木ゼミナール、星つむぎの会、○○星の会・・・・・・。
 といった具合に、様々な分野の方々が参加されていました。
 講演や発表、ディスカッション、ポスター発表と、朝から晩までぎっちりの日程でした。
 手話でブラックホールを何と表すか・・・。 入院している子どもたちに星を見せたい! 小口径で何ができるか・・・。件数が多く、わずか12分という短い発表でしたが、どれも中身の濃いものばかりでした。
 

 特に東日本大震災のあった東北での開催とあって、震災にかかわった発表や特別セッションも印象に残りました。「暗い夜空に☆が輝いているから見てご覧・・・。」と言っている正にその時に、実は放射能のチリが降っていた・・・。考えさせられました。
 
 “身近にギガのスターを!”の展示には度肝を抜かれました。

  これから、身近な透視型星座版の販売も目指しているというので、とても楽しみです。
 詳しくはこちらから  http://gigastar.jp/
 
 3日間の研究大会のうち、私は2日だけの参加でした。台風が接近して風がどんどん強まる中、外とは別世界の遠い大きな宇宙に思いを馳せた熱いひとときでした。
 7月にあった「星空案内人の集い」でお会いした方がいたり、各界の立場からの専門的な生の発表に、良い刺激をたくさん受けて帰ってきました。
 
 
 
 

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